今年開催される2024パリオリンピックへの切符も兼ねた大会「WST: ドバイ・パーク2024」がUAEのドバイで開かれました。
ドバイハーバー(Dubai Harbour)に特設されたスケートパークで開催された今大会。
日本からも男女共に参加し、2月28日に女子オープン予選、2月29日に男子オープン予選、3月1日に準々決勝、2日に準決勝、3日に決勝が行われました。
日本女子の試合結果
日本女子からは開心那・長谷川瑞穂・四十住さくらが決勝に進出。
3月3日に行われた決勝戦で以下の結果に終わっています。
1.ナイア・ラソ
2.開心那
3.長谷川瑞穂
4.アリサ・トルー
5.ルビー・トルー
6.四十住さくら
7.ブライス・ウェットスタイン
8.ジョーディン・バラット
2位の開心那(ひらき・ここな)は東京2020オリンピック銀メダルを獲得、3位の長谷川瑞穂は13歳、
順位が決定した瞬間には、お互いに抱き合い勝利を称えあいました。
日本男子の試合結果
日本の男子パークへの出場選手は永原悠路・笹岡建介・天野太陽・栗林錬平・志治群青(しじ・ぐんじょう)・櫻井壱世の6名が出場。
男子のオープン予選で27位の永原悠路選手以外は残念ながら予選敗退。
続く準々決勝では永原悠路は3位に、準決勝では10位に終わり決勝進出には至らなかった。
#スケートボード WST ドバイ・パーク2024🛹
— オリンピック (@gorin) March 4, 2024
開心那選手が2位、長谷川瑞穂選手が3位に🥈🥉
おめでとうございます👏
そして #パリ2024 への出場権獲得をかけた熾烈な戦いはこれからも続きます🔥#RoadToParis2024 #OlympicQualifiers pic.twitter.com/wrH5VyE6cr
今大会のドバイの特設会場では、全ての選手が短い公式練習時間でコースに慣れることを求められました。永原選手も「特設会場での世界大会は久しぶりだった」と語り、「いい経験になった、次回はこの経験を生かしたい。」と述べています。
また3月3日〜10日にはスケートボード・ストリート種目のオリンピック予選第6戦がドバイハーバーの特設会場で開かれます。
こちらの種目には日本から白井空良、堀米雄斗、織田夢海、西矢椛ら22選手が出場するので注目です。
※STREET(ストリート)は縁石や手すりを模したものに回転しながら飛び乗るなどしてテクニックを競う競技。
※PARK(パーク)はお椀のようなアーチや急斜面を滑り、駆け上がった瞬間に空中でエア・トリックを決めるのがパーク種目の中心になります。