
ドバイを拠点とする格安航空会社flydubaiが、SpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」と提携し、全フライトで無料の超高速Wi-Fiを提供する計画を発表しました。このニュースは、2025年11月18日に開催中のドバイ・エアショーで明らかにされたもので、乗客の空の旅をより快適でエンターテイメント豊かなものに変える一大イノベーションです。ストリーミング視聴、オンラインゲーム、ビデオ通話などが地上並みの速度で可能になり、ビジネスパーソンからレジャー客まで幅広い利用者が恩恵を受けそうです。
Starlinkの技術で実現する「地上レベルの」高速接続
Starlinkは、イーロン・マスク氏が率いるSpaceXが展開する低軌道衛星ネットワークを活用したサービスです。通常の衛星インターネットとは異なり、低高度の衛星群がデータを高速で送受信するため、遅延が少なく安定した接続が可能です。機体外側に特別なアンテナを設置することで、飛行中の航空機でも信頼性の高いWi-Fiを実現します。
flydubaiの場合、ボーイング737機を主力とする同社の全機種にこのサービスを導入予定で、来年(2026年)には100機への搭載を開始します。これにより、ドバイ国際空港(DXB)発着の全路線で無料Wi-Fiが利用可能に。乗客はHD画質の動画ストリーミングやリアルタイムのデジタルサービスを同時に楽しめ、機内での生産性向上やエンタメ体験が格段に向上すると期待されています。
この発表は、先月からflydubaiがエコノミークラスのチケット料金に機内エンターテイメントと食事を含めるようになった動きに続くもので、コストパフォーマンスの高い「格安航空」のイメージをさらに進化させる一手です。
flydubai CEO「旅行体験の革新を」
flydubaiのガイス・アル・ガイスCEOは、発表で次のようにコメントしています。「Starlinkの最先端技術をお客様に提供できることを誇りに思います。この提携は、当社の旅行体験向上に向けた取り組みの大きなマイルストーンです。高速で信頼性の高いインターネットアクセスを拡大ネットワーク全体で実現し、現代の旅行者の期待に応えます。私たちのフリートとネットワークを拡大する中、イノベーションを戦略の中心に据え続けます。」
Emiratesも追従、ドバイの空がStarlinkでつながる
このflydubaiの発表に先駆け、11月17日には姉妹航空会社のような位置づけのエミレーツ航空も、Starlinkの無料Wi-Fi導入を公表しました。エミレーツはボーイング777とA380の計232機に搭載を進め、11月23日から最初の777機でサービスを開始。2027年中頃までに全機完了予定で、月14機ペースの高速インストールが特徴です。ライブTVのストリーミングも年内から個人デバイスで可能になり、座席画面への拡張も予定されています。
ドバイは中東のハブ空港として、日本からの直行便も多く、flydubaiは欧州やアジア路線で人気のLCCです。このWi-Fi無料化により、長時間のフライトでもNetflix視聴やZoomミーティングがストレスフリーに。エミレーツのプレミアム路線と組み合わせ、ドバイ経由の旅行がさらに魅力的に。Starlinkのグローバル展開が進む中、日本国内線への波及も将来的に期待されます。ドバイの航空業界が一気に「衛星時代」へ突入。flydubaiのこの一手が、国際線のスタンダードを変えるきっかけになるかもしれません。
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