
ドバイの豪華リゾート「アトランティス・ザ・パーム」で、長年人気を博してきた水族館が、ついにフルリニューアルを果たします。2008年にオープンした旧「ロスト・チェンバーズ水族館」は、観光客や地元住民に愛されてきましたが、17年ぶりの大改造を経て、2025年10月27日(月)に「ロスト・ワールド水族館」として生まれ変わります。
この新しいアトラクションは、ドバイ唯一の海洋テーマエンターテイメント施設として、最新技術を駆使した没入型体験やライブパフォーマンスを提供。海洋生物の多様な世界を、楽しく学べるスポットに進化します。
技術満載の没入型ワールド:まるで海底探検家になった気分
リニューアルの目玉は、最新のテクノロジー。14のインタラクティブなテーマルームが登場し、1,900枚以上のLEDパネル、55台の高出力プロジェクター、140台以上のスピーカーによるプロジェクションマッピングとサウンドスケープで、幻想的な水中世界を再現します。 まるでアトランティスの神話に飛び込んだような没入感を味わえます。
さらに、特別なオプションとして「インタラクティブ・トライデント」(三叉戟)が登場。これはお土産として持ち帰れるデバイスで、20以上の追加体験をアンロック。古代の遺物を目覚めさせたり、秘密のメッセージを解読したり、多感覚効果(光や音、振動)を引き起こしたりと、ゲスト自身が冒険の主役に。教育面では、各海洋生息地にインタラクティブなデジタルディスプレイを設置し、海洋環境の知識をゲーム感覚で学べるように工夫されています。裏側ツアーでは、動物のケア方法や海洋保全への貢献方法も紹介され、国際的な動物園・水族館協会の認定を受けた高い福祉基準も魅力です。
430匹の新顔! 多様な海洋生物と19の新ハビタット
新しく加わった海洋生物は、430匹に及び、35種の新種を含みます。中でも注目は、縞模様のユニークな「ストライテッド・フロッグフィッシュ」、メキシコ原産の希少種「アホロートル」、巨大な「ジャイアント・パシフィック・オクトパス」。これらを収容する19の新ハビタットは、地球の海洋多様性を反映したデザインで、訪れるたびに新しい発見があります。
息をのむライブショー:10m深のラグーンでマーメイドが舞う
エンターテイメントのハイライトは、10m深さの中東・アフリカ最大級のオープンエア水族館「アンバサダー・ラグーン」でのマーメイドショー。国際的な5人のプロパフォーマーが、息止め技術を活かした華麗なダンス、音楽、ストーリーテリングを披露します。1日複数回の上演で、ファミリーで楽しめるスペクタクルです。
アクセス・料金:宿泊者は無料
概要:
- 場所: アトランティス・ザ・パーム(ドバイ、パーム・ジュメイラ)
- 営業時間: 毎日10:00~21:00
料金:
- アトランティス・ザ・パーム宿泊者:無料(アトランティス・ザ・ロイヤル宿泊者も含む)
- 外部訪問者:子供(3~12歳)85ディルハム(約3,500円)、大人105ディルハム(約4,300円)
- 水上公園「アクアベンチャー」とのコンボチケット:子供330ディルハム、大人380ディルハム
予約: オンラインで可能(https://booking.aquaventureworld.com/experiences)
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