
2025年7月20日、インドのスーラト国際空港で、ドバイから帰国したグジャラート州在住の夫婦が、28kgもの金ペーストを衣服の下に隠して密輸しようとしたとして逮捕されました。この事件は、同空港での個人による金押収としては過去最大規模とされています。
事件の概要
7月20日夜10時頃、Air India Expressのドバイ便でスーラトに到着した中年の夫婦が、中央産業保安部隊(CISF)の職員の目に留まりました。便衣で監視していた職員が、夫婦の不自然な歩き方やお腹周りの不自然な膨らみに気づいたのです。すぐに税関当局に通報し、検査が行われました。
検査の結果、男性はシャツとズボン、女性はサルワール・スーツ(インドの伝統的な女性用衣装)の下に、金ペーストが巧妙に巻き付けられていることが判明。女性が16kg、男性が12kg、合計28kgの金ペーストが押収されました。この金ペーストを精製すると、純金として20kg以上になる見込みで、スーラト空港での個人による金の押収量としては史上最大とされています。
なぜ金ペーストなのか?
金ペーストは、金を液状やペースト状にして隠しやすくしたもので、密輸の際に使われることがあります。今回の場合、夫婦は金ペーストを体に巻き付け、普段着でカモフラージュすることで検査をすり抜けようとしたようです。しかし、CISF職員の鋭い観察力により、密輸は失敗に終わりました。
インドと金の密輸
インドでは、金は結婚式や投資、宗教的な行事で欠かせない貴重な資産です。一方、ドバイは金の取引が盛んで、インドへの金密輸の主要なルートとして知られています。このような背景から、インドの国際空港では金密輸を防ぐための厳しい監視が行われています。今回の事件は、監視体制の有効性を示すとともに、密輸の手口がますます巧妙になっていることを浮き彫りにしました。
事件の影響
この大規模な密輸未遂は、スーラト空港のセキュリティ強化を促すきっかけとなるでしょう。また、金の密輸は市場価格や経済にも影響を与える可能性があり、当局はさらなる取り締まりを強化する方針です。CISFと税関当局の連携が、こうした犯罪を未然に防ぐ鍵となることが改めて確認されました。
スーラト国際空港での28kg金ペースト密輸未遂事件は、インド当局の警戒心と迅速な対応により阻止されました。夫婦の不自然な動きを見逃さなかったCISF職員の観察力と、税関との連携が成功の要因です。この事件は、金密輸のリスクと、それを防ぐための努力が続くインドの現状を象徴しています。
それにしても、女性が16kgも体に巻き付けていたら歩き方も不自然にもなりますよね・・
しかも夫より4kgも重い・・。
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