
代替アトラクションとしてエマールがデジタル演出を導入
ドバイの象徴とも言える世界最大級の噴水ショー「ドバイファウンテン」が、2025年内の大部分の期間、設備の大規模改修のため一時的に閉鎖されています。
この改修に伴い、開発を手がける大手不動産企業「エマール(Emaar)」は、訪問客の体験価値を維持・向上させるべく、ブルジュ・ハリファとドバイモール周辺エリアに新たなデジタルアトラクションを導入する予定です。
500メートルにわたる最新鋭のデジタルスクリーン
エマールは、ドバイモールからスーク・アル・バハールにかけての遊歩道に、全長500メートルの巨大デジタルスクリーンを設置。視覚的に魅力的な映像コンテンツを上映し、この地域を訪れる人々に新しい体験を提供、噴水ショーが見られない間も、エリアの賑わいを維持することを目的とします。
テナント支援としてテラス席の家賃を4か月免除
また、エマールは湖や噴水に面した飲食店50店舗のテラス席に対して、6月から9月までの4か月間、家賃を免除する方針を発表しました。通常であれば、噴水ショーと世界一高い超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の景色を楽しみに多くの来場者が訪れるエリアですが、今回の一時閉鎖により人通りの減少が予想されるため、テナント支援策として打ち出されたものです。
大規模アップグレードの内容とは?
今後再開されるドバイファウンテンショーでは、最新のテクノロジー、音響・照明の大幅な強化、より精緻な噴水の振付演出が導入される予定です。かつては毎回22,000ガロン(約8万3千リットル)の水が最大140メートルの高さまで噴き上がる迫力の演出が名物でしたが、アップグレード後はさらに進化した演出が期待されています。
エマール創業者のモハメド・アラバー氏は次のように語っています。
「これまでドバイファウンテンとその周辺の湖は、この地を訪れる観光客の人気を大きく支えてきました。今回の家賃支援策は、私たちが長期的なパートナーシップを大切にし、この移行期間をテナントの皆さまと共に乗り越えていく決意の表れです。」
世界中の観光客を魅了してきたドバイファウンテン。再開の暁には、より壮大で感動的なショーが待っていることでしょう。
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