様々なデータから見るUAEと日本(アメリカ・中国も加えて)の比較です。
データは主に2020年~2023年の物を表示しています。
平均寿命
UAE | 79 |
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日本 | 84 |
アメリカ | 77 |
中国 | 79 |
日本は長寿で世界3位、UAEは52位、中国は54位、アメリカは64位となっています。
人口、総数
UAE | 1102万 | |
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日本 | 1億2375万 | |
アメリカ | 3億4542万 | |
中国 | 14億1932万 |
人口は中国が2位、アメリカが3位、日本は11位、UAEが91位です。
(1位は2023年に中国を抜いたインドです)
GDP(単位:百万US$)
UAE | 504.17 |
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日本 | 4,212.95 |
アメリカ | 27,360.94 |
中国 | 17,794.78 |
GDPは圧倒的な差でアメリカが1位、中国が2位、日本が4位、UAEは30位となります。
一人当たりGDP(単位:US$)
UAE | 52,976.8 |
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日本 | 33,834.4 |
アメリカ | 81,695.2 |
中国 | 12,614.1 |
一人当たりのGDPでみるとアメリカは6位、UAEは21位、日本は34位、中国は74位となっています。
日本の国別GDPランキングと比べて低くなっている要因は非正規雇用の拡大やIT化・DX化の遅れが指摘されています。また日本は超高齢社会で生産年齢人口が減少しているのが要因と言われています。
インターネット利用者(人口の%)
UAE | 100 |
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日本 | 83 |
アメリカ | 92 |
中国 | 76 |
UAEが世界で最も「ネットにつながった」国になったと報じられるほど普及率になっています。
2022年に国内で稼働していたソーシャルメディアアカウントは1000万で、人口の105.5%、全インターネットユーザーの106.6%に相当する。プロキシプロバイダーのProxyrackは以前、UAEを「世界のソーシャルメディアの首都」とする報告書を公表しています。
殺人発生率(10万人あたり)
UAE | 0.47 |
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日本 | 0.23 |
アメリカ | 6.81 |
中国 | 0.50 |
アメリカは世界ランキングで40位、中国が138位、UAEが140位、日本が151位、ちなみに一番殺人が少ないのはバチカン、ツバル、モントセラト、マン島、サモアの154位となっています。
交通事故による死亡率(10万人あたり)
UAE | 9 |
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日本 | 4 |
アメリカ | 13 |
中国 | 17 |
人口 10 万人あたりの道路交通事故による死亡者数
車社会のUAE(主にドバイ)は日本よりも死亡率は高いようです。
国会における女性議席の割合(%)
UAE | 50 |
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日本 | 10 |
アメリカ | 29 |
中国 | 27 |
女性議員比率ではUAEが50%と多く世界ラインキングでは4位となっています。
UAEの女性議員が議席数の半数に割り当てられるようになったのは、2019年大統領令で、まず首長が「女性に配分する議席数を候補者の発表前に各首長国の議席の半数以下の数で定め」、その後に行われる選挙の結果、「最多得票を得た女性候補者がその議席を獲得」するのだといいます。
日本の女性議員比率10%で186か国中164位となっています。
移民人口(人)
UAE | 8,716,332 |
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日本 | 2,770,996 |
アメリカ | 50,632,836 |
中国 | 1,039,675 |
アメリカは1位で圧倒的に移民が多いことは知られていますが、UAEも4位と高く、宗教的に寛容で多様性を促進していることと、ドバイの経済発展と共に外国企業の進出が増えるなど、世界中から富裕層や労働者など、多くの外国人が流入しています。
軍事費(GDP比)
UAE | 5.6 |
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日本 | 1.1 |
アメリカ | 3.5 |
中国 | 1.6 |
UAEの軍事費は226億ドルで予算の5.6%を充てているのに対し日本は459億ドルでGDPの1.1%となっています。
アメリカの1年あたりの軍事費は約8769億ドルの世界1位で、GDPに占める割合としては3.1%です。
軍事兵力数(人)
UAE | 63,000 | |
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日本 | 261,000 | |
アメリカ | 1,395,000 | |
中国 | 2,535,000 |
教育に対する政府支出総額(政府支出の%)
UAE | 14.8 |
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日本 | 7.4 |
アメリカ | 12.7 |
中国 | 10.5 |
UAEは教育に対する国家の支出が多く、公教育は国民に対して無料で提供されており、さらに高等教育では留学のための奨学金も幅広く提供されています。
15歳以上の就業人口比率(%)
UAE | 80 |
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日本 | 61 |
アメリカ | 60 |
中国 | 63 |
UAEは石油に依存しない経済の多様化によって観光、不動産、金融、技術など、多くの雇用機会を生み出しています。
またドバイのような都市は、世界でも最も低い失業率を誇ります。これは、強力な経済参加と雇用水準を維持するための戦略的な取り組みの結果です。例えば、ドバイ統計センターによると、最近の失業率はわずか0.5%となっています。