
ドバイといえば、豪華な高層ビルや人工島が有名ですが、この度、さらに驚きのプロジェクトが発表されました。世界初となる「金を使って作られたストリート(Gold Street)」が建設される予定です。このニュースは、ドバイの不動産開発会社Ithra Dubaiが公式にローンチした「Dubai Gold District(ドバイ・ゴールド・ディストリクト)」の発表と同時に明らかになりました。
Dubai Gold Districtとは?
Dubai Gold Districtは、ドバイのDeira地区に位置する新しい専用エリアで、「金の本拠地(Home of Gold)」と呼ばれています。このディストリクトは、金とジュエリーのバリューチェーン全体を一か所に集約することを目的としています。具体的には:
- 小売・卸売・投資の統合:金塊(bullion)の取引、ジュエリーの小売、卸売貿易、投資関連サービスがすべて揃います。
- 店舗数:すでに1,000を超える小売店が入居しており、金だけでなく香水、コスメティック、ライフスタイル関連のショップも含まれています。
- フラッグシップ店:Jawhara Jewellery、Malabar Gold and Diamonds、Al Romaizan、Tanishq Jewelleryなどの有名ブランドがすでにオープン。加えて、Joyalukkasが中東最大となる24,000平方フィート(約2,230平方メートル)の旗艦店を計画中です。
このディストリクトは、ドバイの金取引の歴史を継承しつつ、規模と機会を拡大するものとして位置づけられています。Ithra DubaiのCEO、Issam Galadari氏は「Dubai Gold Districtは、遺産、規模、機会を統合したものです」と述べています。
また、Dubai Festivals and Retail Establishment(DFRE)のCEO、Ahmed Al Khaja氏は「金はドバイの文化と商業の基盤に深く根ざしており、繁栄と起業精神の象徴です。このランドマークを通じて、遺産を祝うだけでなく、創造性と持続可能性を重視した新しい時代に再構築します」とコメント。
世界初のGold Streetの詳細
Gold Streetは、このディストリクトの目玉となるランドマークで、「金を使って建設された世界初のストリート」とされています。具体的な詳細は「段階的に公開される」とのことですが、ストリート全体が金素材で作られるか、金の装飾が施されるかはまだ明らかになっていません。
想像するだけでワクワクしますが、観光客向けのシンボルとして、ドバイの金文化を象徴するものになるでしょう。ドバイはすでに「City of Gold」と呼ばれるほど金取引で有名ですが、このストリートが加わることで、さらに魅力が増すはずです。
UAEの金取引の背景
このプロジェクトの背景には、UAE(アラブ首長国連邦)の強力な金取引市場があります。2024年から2025年にかけて、UAEは約534億1,000万米ドル(約7兆8,000億円、1ドル=145円換算)相当の金を輸出しました。これは世界第2位の物理金取引量を誇る規模です。
主要な取引相手国はスイス、イギリス、インド、香港、トルコなどで、多様な国際ネットワークを形成しています。
UAE全体の貴金属貿易額は2024年に約1,700億米ドル(約24兆7,000億円)に達し、前年比27%増と急成長中です。
ドバイの金市場は、観光客が安く金製品を買える「Gold Souk(ゴールド・スーク)」で知られていますが、この新ディストリクトはより近代的で持続可能なアプローチを取っています。金価格の高騰が続く中、日本人投資家にとっても、ドバイを訪れて直接取引するチャンスが増えるかもしれません。
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